モルクラフト よくある質問
マイクロセメント「モルクラフト」に関して多くいただくご質問をまとめました。
安心してご検討・施工いただけるよう、ぜひご参考ください。
・施工場所・素材について
・施工について
・色について
・その他の質問
施工場所・素材について
    サウナルームに施工できますか?
    
      温度変化により表面が劣化し、水分が入り込み不良の原因となる可能性があるため、おすすめしません。
    
   
  
    浴槽に施工できますか?
    
      常時、壁や床が濡れ続ける環境下では、不良の原因となる可能性があるため、おすすめしません。
    
   
  
    浴室やシャワーブースの壁面・天井・壁に施工できますか?
    
      施工可能です。
トップコートの層が劣化すると、そこから水分が侵入し不良の原因となりますので、劣化してしまう前にトップコートを再度塗ってください(3年程度の目安)。
トップコートは3回塗りをおすすめします。
    
   
  
    駐車場に施工できますか?
    
   
  
    屋外に施工できますか?
    
      施工可能です。
雨などが隙間に入り込んでしまうと、不良の原因となりますので、専用トップコートでしっかり施工面を覆うようにします。
    
   
  
    フローリングなどの床面に施工できますか?
    
      施工可能です。素材別の詳細をご案内します。
複合フローリングの化粧シートや無垢材など:施工可能
Pタイル、フロアタイルなどの硬質な塩ビ素材:しっかりと足付け作業をした上で、専用強力プライマーを下塗りすることで施工が可能です。
ただし、塩ビ素材は密着性が低い性質があるため、事前に小面積の目立たない箇所でテスト施工を行うことをおすすめします。
※クッションフロアにはご使用いただけません。
床面に施工する場合は、
メッシュシート付の「床面施工セット」をこちらよりご注文ください >>
     
  
    一枚物の板でカウンターテーブルを作成して、モルクラフトを施工したい。
下地の合板の厚みはどれくらいが適していますか?おすすめの素材はありますか?
    
      一番の目的は反りに対して強い物を選定することです。
厚みのない板は反ってしまいますので、一枚物の板で作成する場合は、25mm以上をおすすめします。
    
   
施工について
  
    専用ベースや主材を塗ったら茶色いシミが浮き上がってきた。対処法を教えてください。
    
      アクが浮き上がっている状態です。対処方法としては、その上から
シーラー → 専用プライマーを塗布し、以降の工程を進めてください。
モルクラフトのプライマーにはアク止めの効果はありませんので、木部に施工する場合はアクを止めるシーラー(カチオン系)を最初に塗布する必要があります。
当店のカチオン系シーラー「含浸シーラー」はこちら >>
     
  
    主材をコテで塗ったら黒ずんで見えた。対処法を教えてください。
    
      淡い色(プライマリーホワイトやミストグレーなど)を選ばれる場合、ステンレス製のコテで磨き仕上げをすると、摩擦によって黒い筋(=コテやけ)が生じることがあります。
特に白っぽい色ほど、このコテやけが目立ちやすくなります。コテやけを抑える方法をまとめました。以下より詳細をご覧ください。
「モルクラフトのコテやけを出し過ぎないための対処法」はこちら >>
     
  
    専用トップコート施工後、研磨してその上からモルクラフト主材を塗っても良いですか?
    
      施工したての場合はトップコート層をしっかり落としきる方がベストです。
100番くらいのサンドペーパーでしっかりやすりがけして、専用強力プライマー → モルクラフト主材になります。
    
   
  
    入隅や出隅の施工が難しく感じた。施工のコツはありますか?
    
      「入隅」「出隅」の施工のコツやポイントをご案内します。以下をご参考ください。
入隅の場合
・面の境目にマスキングテープをしっかりと貼り、余分な材料が付かないように保護する。
・一度に両方の面に施工しようとせず、一面ずつ仕上げていくのが、きれいに仕上げるコツ。
出隅の場合
・出隅の角の部分は、施工前にサンドペーパーで軽くやすり掛けをする。
・L字接続部(家具の角など)にメッシュテープを使う場合のポイント
メッシュテープをL字に折ってから、まず片方の面にベース材を塗って乾燥させる。その後、もう片方の面にベース材を塗るようにすると、メッシュテープが浮きにくくきれいに仕上げやすい。
・出隅も入隅と同様に、マスキングテープで養生して面ごとに施工する。
 特に天板部分がある場合は、まず天板部分を先に施工し、その後、側面など、面ごとに仕上げていく。
    
   
  
    40㎡程度の広い面積を施工するコツや注意点を教えてください。
    
      参考までにプロが40㎡の床工事をする際は3人で行います。
  1日日3人。専用ベース(全面メッシュ伏せ込み)+ノロ掛け
  2日目3人。モルクラフト主材2回塗り+押さえ作業
  3日目2-3人。専用トップコート塗布
人数をかける理由は、塗ったところが乾く前に塗り繋げないと「塗り継ぎムラ」という段差や色が馴染まないなどの見た目の格好悪さが発生するのを抑える為です。
 
塗り継ぎムラを気にしないなどであれば極論1人でコツコツ施工する事も可能です。防水性能をきっちり出さないといけない場合は、施工精度がそのまま性能性に直結しますので、段差がない仕上げが望ましいです。
    
   
  
    主材を施工した段階で白化した。考えられる原因と対処法を教えてください。
    
      特定の箇所を一点集中してやすりがけしてしまったため、白い部分が目立ってしまっている場合があります。特に濃い色ではやすりがけで出た粉が目立ちます。
やすりがけをする場合は全体にぼかすように行ってください。
また、極端に寒い場所で金属面に施工して色が発色する前に硬化してしまったため、白い部分が目立ってしまっていることも考えられます。5℃以下の寒い環境下での屋外施工は避けてください。
    
   
  
    専用トップコートを塗った後、白化した。考えられる原因と対処法を教えてください。
    
      専用トップコートの塗る量にムラがあり多かったため、液だれした部分が白濁して硬化してしまったと考えられます。
対処法はやり直していただくのがベストです。
施工したての専用トップコートは表面が固いので100番程度のサンドペーパーで目荒ししてから専用強力プライマー → 主材(2回)→ 専用トップコート(2回)をしてください。
    
   
  
    ビス・釘は打てますか?
    
      施工完了後、ビス・釘を打ち込んでも問題ございません。
ただし、加工後にできた穴の内部にもトップコートを塗装いただく必要がございます。
未処理のままですと、そこから水分が入り、施工不良の原因となる場合がございます。
    
   
色について
  
    セメント用の顔料を混ぜて色付けすることはできますか?
    
      セメント用の顔料がどのようなものか当店で把握できませんので、使用可能かお答えすることができません。
    
   
  
    白色・黒色は日塗工番号でいうところの、どのくらいまで調色可能ですか?
    
      白はN-90相当、黒はN-30相当までの対応となります。
    
   
  
    自分で調色する場合、おすすめの着色剤はありますか?
    
   
  
    トップコートの艶ありはありますか?
    
      マットな仕上がりのご要望が圧倒的に多く、艶感が出るとプラスチックっぽく見えてしまうことから、基本はマットのみの扱いとなります。
    
   
その他の質問
 
    塗材の保管期間を教えてください。
    
      保管期間に関しまして、未開封の場合は1年ほど保存が可能です。
開封後の保存期間は特に決まっておりませんが、使用時に状態を確認していただく必要があります。
以下、材料別にご確認ください。
【主材】
固まっていなければ問題なく使用できますし、水が浮いてきた場合はよく混ぜてからご使用ください。一般的には、開封後数か月は問題なくお使いいただけます。
容器内の量が減ると空気量が増え、乾燥が進む可能性があります。そのため、ラップなどで落し蓋をすることで保存状態が良くなります。
【専用ベース】
水分が入ってしまうと固まって使用できなくなります。湿気のない場所での保管をしてください。
【専用プライマー/強力プライマー】
固まりが見える場合は、漉してからご使用ください。
【専用トップコート】
特にB剤は、水分が入ってしまうと固まって使用できなくなります。湿気のない場所での保管をしてください。
    
   
  
    施工してくれる業者を紹介してほしい。
    
      大変申し訳ございません。
当店では施工業者のご紹介はしておりません。
    
   
  
    講習を受けないと施工できませんか?
    
   
  
    初心者でも施工できますか?
    
   
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