養生について

養生(マスキング)とは

塗らないところや塗料が垂れてはいけないところを養生テープやマスキングテープを使って覆うことを養生(マスキング)といいます。養生を丁寧に行うことで塗装がより綺麗に仕上がります。粘着力が強いガムテープなどは、壁面を痛めてしまったり、粘着が取れなくなる場合があるので、必ず養生テープまたはマスキングテープを使用してください。こちらでは内壁塗装をする場合の養生の仕方を例として紹介します。

養生の仕方

壁を片付ける

壁にかけてあるものなど、塗料でよごれないように片付けます

ものを動かす

家具などは、壁から最低でも1mほど離します。

ホコリなどを掃除します。ホコリなどが塗料に混ざると塗ったあとの耐久性も弱くなってしまいます。

マスキング

巾木等と壁の境目にマスキングテープをしっかりと貼り付けます。

マスキング端

角や隅は特に塗料が漏れやすいので、しっかりと貼ります。端に合わせて余分なマスキングテープはカッターで切ります。

マスカー

マスキングの上からマスカーを貼ります。

マスカー

マスカーを広げます。マスカーの上からはシートをかぶせてが破れるのを防ぎます。

マスカー

コンセントやエアコンなど動かせないものもしっかりと養生します。

マスカー

扉などはマスカーをつかい、全体を覆うようにします。

マスカー

塗装がすべて終わった後は、塗料が半乾きのうちに養生を外します。乾ききってしまうと塗料がマスキングテープと一緒にはがれてしまうので、注意が必要です。乾ききってしまった場合はカッターで切れ目を入れてからはがします。

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