ステンレスのキッチン天板をモルタル調にDIYしたい。マイクロセメント モルクラフトは熱や汚れに強いの?

ステンレスや人造大理石のキッチンワークトップやカウンターを、おしゃれなモルタル調の雰囲気にしたい。そんなご相談をいただいた際にご提案しているのが、タカラ塗料のマイクロセメント「モルクラフト」です。

モールテックスなど、他社製のマイクロセメント製品でも施工は可能ですが、
・定期的なメンテナンスが必要
・熱やワイン・コーヒー・油による変色や劣化が心配

といった理由で、特に小さなお子様がいるご家庭では「施工を迷っている」というお声をよく伺います。そこで今回は、モルクラフトが「どのくらい熱や汚れに強いのか?」を実際に検証した結果をご紹介します。

実験①|ワイン・コーヒーの汚れは落ちる?

キッチン天板は汚れることが前提ですよね。汚れの中でも特に色素の沈着が目立ちそうな「赤ワイン」と「コーヒー」をこぼして10分間放置した後、どうなるかテストしてみました。

汚れが染み込まないかテスト動画

汚れが染み込まないかテスト結果

モルクラフトの上で赤ワインとコーヒーの汚れテスト

拭き取った後、目視では汚れの沈着は確認できませんでした。もともとコテでムラのある模様のおかげで汚れが目立ちにくいというメリットもあると思います。ダイニングテーブルの天板に施工するのも良さそうですね。

実験②|熱い鍋を直接置いても大丈夫?

さすがに熱い物を直に置くのは表面が溶けたり焦げたりするのではないでしょうか。沸騰させたステンレスの鍋を10分間乗せた後、表面がどうなるのかテストしてみました。

高温で溶けないかテスト動画

高温で溶けないかテスト結果

モルクラフトの上にステンレス鍋を置いて熱変化のテスト

目視では表面の溶けや黒ずみなどを確認できません。
ではもっと熱い物は?160度に熱した油の入った鉄製の中華鍋を、今度は一晩(約8時間)乗せたままにしてみました。

高温や油汚れに強いかテスト結果

モルクラフトに熱したちゅうか鍋を置く
モルクラフトの上に油の入った中華鍋を置いて汚れや熱変化がないかテスト
モルクラフト上に熱した中華鍋を置いて変化を見るテスト結果

ステンレスよりもはるかに熱伝導率が高いと言われる鉄。その上使い込まれた中華鍋の油も染み込んでしまうのではないかという予想を裏切って、目視では表面が溶けたり油が染み込んだ様子を確認することができませんでした。高温の鍋をうっかり置いてしまっても、すぐに大きなダメージになる可能性は低く、普段の調理で油がはねる程度なら、サッと拭くだけでOK。気兼ねなくキッチンが使えるのは嬉しいポイントです。

1平米セットで施工 ステンレスのキッチン天板をモルタル調にDIY

ステンレスのキッチンワークトップにモルクラフトテストビフォー
ステンレスのキッチンワークトップにモルクラフトテストアフター

ステンレス製キッチン天板に、モルクラフトでDIY施工された例をご紹介します。
色はナチュラルな雰囲気にもぴったりのうすいグレー「ミストグレー」を使用。1平米セットを使い、施工時間は約1.5日間。初めてのDIYとのことでしたが、コツをつかみながら満足いく仕上がりになったとご感想をいただきました。フチの部分は少し難しかったそうですが、小さな板などに練習しておくと安心です。

ワークショップも開催中!初心者でも安心です

「自分でできるか不安…」という方のために、タカラ塗料では月2回「モルクラフト ワークショップ」を開催しています。

  • 実際の施工体験ができる
  • 様々な実験サンプルや色見本も見られる
  • 所要時間は2時間、どなたでもお気軽に参加OK

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