モルクラフトの美しいムラ模様の作り方
刷毛やローラーで塗る塗料(ペンキ)とは異なり、コテでムラのある表現をするマイクロセメント左官材「モルクラフト」。
雰囲気のあるムラができる秘密は、以下の3つの工程部分にあります。
①1回目の主材塗布
②2回目の主材塗布
③コテで磨く
1回目の主材をコテで塗りつける際に、模様を描くようにコテを動かして塗っていきます。
このコテの動かし方で色々雰囲気が変わってきます。円を描くように柄をつけると柔らかい印象になります。
逆に、きれいになだらかに塗りつけてしまうと、柄は出しにくくなってしまいます。
コテを扱ったことのない、初心者スタッフの方がカッコいい模様になりました。
2時間乾燥させた後で、1回目に塗った主材の凹凸を埋めるようになだらかに薄く2回目の主材を塗り広げます。
最後の「磨き」の工程は、2回目の主材が完全に乾ききる前に行います。
目が詰まって表面に艶が出てきます。この時、1回目に塗った主材の模様が生かされてきます。
広い面積に施工する場合は大きな模様、など模様の付け方はお好みです。
実際に施工する前に板などに練習することをおすすめします。
モルクラフトの見本板が見たい方へ
「仕上がりのイメージを知りたい!」
複数のお客様よりお問い合わせいただきました。
タカラ塗料大阪本社や、タカラ塗料京都高島屋S.C.[T8]店に実際にご来店いただき、塗り板をご覧いただけるのですが、やはりイメージや質感などがわかるような見本板のサンプルが必要ですよね。
ただ今、塗り板の試作中です。実際の材料を手作業で塗って作っていくので、ムラや模様の仕上がりは個体差出てしまいますが、イメージがわきやすくなることと思います。見本板のお取扱いが決まりましたらこちらのブログや、オンラインストアでもご紹介いたしますので、楽しみにお待ちください。
モルクラフトにご興味やご質問ございましたら、お気軽にお問い合わせください。魅力をお伝えできるよう、ブログでも発信続けていきますね。
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